認識のさんぽ道

ルドルフ・シュタイナーの著作を楽しみ、 認識の小道散策へ出掛けます
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命に意識的になる/未来の私に聞く

昨日は法政大学サスティナビリティ研究会が主催した有機農業映画祭に出かけました
ミツバチの危機についての映画ではシュタイナーも登場

国家政策によって戦前、戦後にかけて崩壊させられた
それぞれの地方にある農、食に関わる生活文化を再構築することこそが
復興でなくてはならない
原発事故を放射能の問題だけに矮小化してはならない
それは土と人との分断
人と人の分断
地方と都会の分断
当事者意識の欠如・・等々
の背景のもとに起きた事故であるから
復興とは、それらを取り戻すことでなければ意味が無い
あ、これ内山節さんが、「ローカリズム原論」でも
講演会でも言っていたこと
しかし講演会に行ったときには、まだいまひとつピンと来なかったの

反対とは、何の肯定であるかを
もっと意識したい

二本松市で汚染された田畑、山林相手に有機農業を守る取り組みを
仲間と共に継続している、菅野さんという方のお話を聞くコーナーに行ってみた
実際に放射能の数値を綿密に測定しながら、どうすれば作物に対する被害が防げるのか
仲間たちとともに取り組み、課題は山のようにあるものの(実際、山林が問題)
今年はなんと、放射能不検出のお米、野菜の生産に成功されている

お話をうかがったあとの質問タイムに
「そのような取り組みを行う従事者自身の被爆についてどう考えるのか?
今そこで頑張るよりも、まずはその地を離れ、違う場所で有機農業を行ってはどうか」
という意見が出た

それに対し菅野さんは
「どうして逃げないのか?とよく聞かれる
農は文化だということ
農の文化から、踊りも、歌も生まれた
たかだか50年の歴史しかない原発のために
なぜそれを捨てるのかという思いがある」
という主旨のことを話された

今年ほんの少し農に関わったせいで
菅野さんの言うことにも共感することが出来たが
もし関わっていなければ
馬鹿じゃないの?早く逃げて
そう感じたかもしれない

感情論じゃない?と思うのは
その地での、土地や人や歴史や・・
との結びつきを、現にあるのに見えない放射能と同じで
見ようとしなければ見えないけれど実際に存在していて
それもまた、放射能が力を持つのと同じように
いやそれにも増して力を持っていることを
わからないからだと思う

命を守る、肯定すると言っても
命は、周囲との関係性の中で生きるもの
その関係性をどのような範囲で理解するかによって
守る行動も違ってくる

考え、行動の違いが、新たな分断でなく、より深い理解、つながりへと発展しますように・・

いいお話、映画を見て、色々な意味での命の多様性、つながりの中での営みに感動して
夜10時近くに家につくと
あら!?選挙結果が・・

そうだよな・・先日しばらくぶりに母のところに行ったら
「ねえ、もう原発どころじゃなくなってしまったね」だそうで
母ってのは、テレビっ子だから
ネット世界なんて、小さいんだな・・

やはり、個々の人間が自分の中心に何を置くのか
それを自分に向かって問わない限り
命は分断され、否定され続ける
しかしもし肯定しようとするなら
それがどれだけ豊かなものを自分にもたらしてくれるか
そうしてみない限り理解するのは難しいだろう
まるで宗教みたい

命の豊かさを、物質的な意味でも非物質的なレベルでも
信頼し、享受する
それを意識的にしてみる

~神々とは、未来の私たちなのです~
「死者の書」の中でシュタイナーは言っている
未来の私自身の声に耳をすましたい
過去のおばけがイザナミのように私達を飲み込もうとしても・・

さて・・おしまいに、
古い動画ですが、アーサー・ビナードさんの言葉を聞きたくて・・
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Comment

ご連絡ありがとうございます!!
編集
嬉しくてにやにやしてます。あ~本当にほっとしました!最後にお会いした時にも体調不良について聞いていましたから
こうしてコメントいただき、ご様子もブログで知らせていただいて
本当にほっとしましたし、嬉しくてウキウキします。

シュタイナーに興味ある友人との会話が懐かしい。。
実家がある西の方へ引っ越してしまいました。
ですので、私は中途半端な知識と興味しかなく
最近は「黙示録の秘密」というかなり神秘主義的なもの?を読んでましたよ~
アーサービナードさんも、先日の白岡のお話会で知り、
見事、何かに導かれている思いです。

本当に嬉しい!!
そして、、
「ねえ、もう原発どころじゃなくなってしまったね」という
言葉で胃のあたりが重いです。

またいつかお会いする機会を待ちます!
昨日は、大出さんと玄関のインターフォンで話しました。
お元気そうで懐かしい声でした。
何度でも出会いと再会に感謝です。
ご連絡いただき、ありがとうございました!
2012年12月17日(Mon) 11:44
プリンさん!!
編集
いや、そのようなお優しいお言葉・・申し訳ありません(><)
路傍の土も有志の方々で除去くださったのですね!
ほんとうに、ほんとうに、頭が下がります

病と言ってもわがままと区別がつかず、ひきこもったり急に行動してみたりと挙動不審なのです

プリンさんがシュタイナーに興味がおありとはすごくすごく嬉しいですi-237選挙結果が最悪だったかわりに、シュタイナーが力づけてくれた気分 黙示録の秘密?たしか持っているので引っ張り出してまた読んでみますi-239

プリンさんのブログをリンクさせていただいてもいいですか?
2012年12月17日(Mon) 13:20
編集
こんばんは。

菅谷さんの「農は文化だということ
農の文化から、踊りも、歌も生まれた
たかだか50年の歴史しかない原発のために
なぜそれを捨てるのかという思いがある」
という言葉にはっとさせられました。

「どうして逃げないのか」と思うことはありました。
命を危険にさらすよりは、少しでも安全な場所で生きた方がずっといいのではないかと。
でも、そんなに単純に割り切れるものでは決してないんですよね。何百年もかけて築き上げてきたものを、たとえ原発で一度はダメにされたからと言って、見捨てたりはできない。

葛藤はあったと思います。すごく苦しまれたのではないかと思います。
でも、そういったものを乗り越え、その地で生きると決断された。その実が放射能不検出のお米であり、野菜なんですね。
言葉ではさらりと終わってしまいますが、それはきっと奇跡に近いことなのではないかと思います。

菅谷さんの言葉に、放射能不検出のお米や野菜が出来たということに、深い感動を覚えます。

「どうしても逃げないというのならば、勝手にすればいい」というような思考ではなく、hasutamaさんが書かれているように、「考え、行動の違いが、新たな分断でなく、より深い理解、つながりへと発展しますように」、本当にそう思います。

聖書に「目に見えるものにではなく、目に見えないものにこそ目をとめる」と書かれていますが、まさしくその通りですね。

> やはり、個々の人間が自分の中心に何を置くのか
それを自分に向かって問わない限り
命は分断され、否定され続ける

今、本当にそのことが問われているんですよね。今回は分断されてしまいましたが、いつかきっと、つながれるようにと願います。
2012年12月18日(Tue) 18:39
愛希穂さんへ
編集
愛希穂さん、ありがとうございます

実は大変な間違いをしていまして、お名前が菅谷さんではなくて、菅野さんなのですi-201 i-201
フルネームは菅野正寿さんです 

実は、私は以前まではテレビで福島頑張れ、食べて応援というのを見ると、高い基準値で安全と言い、東電の賠償責任を食べさせることでごまかそうとしているように思い、嫌な気分になっていました
福島で頑張るというのは、被爆する人を守らず、原発事故の責任を取らないものにとって都合のいい話ではないかと勘ぐってしまいます

有機農家さんは事故前にも、安全な食を用意しようと努力されてきたのですから、事故によってどれだけ傷つけられたかわからない・・それを想像すると、私までもが胸が痛くなる思いでした きっともう農産物は無理なのではないか?と思い、同情するだけでした

でも菅野さんに出会って、かえって励まされてしまいました
彼の事故前、事故後のたゆまぬ取り組みを見ると、がっかりしていることさえも恥ずかしくなってしまいます
私はなんだかんだ言いながらも、自分がかわいいだけなのではないかと感じます
福島を知る努力をせずに、心の中で捨ててしまっていたのかもしれません
先入観にとらわれず、福島を知る努力をし、本当に応援できるようになりたいと思います

菅野さんの取り組みはネットでもたくさん紹介されているのに、今までまったく知りませんでした
今日見つけたばかりのものですが、もし良かったらのぞいてみてください♪
http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2012/05/-nb-118.html
http://www.magazine9.jp/tsunagaru/index8.php
http://eco.goo.ne.jp/topics/donation_earthquake/orientation/7.html
2012年12月18日(Tue) 22:40












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プロフィール

hasutama

Author:hasutama
神秘学徒hasutamaです・・なんてほんとうは、ただのおばさんです
シュタイナーの著作を読むこと、愛犬をかわいがること、音楽にかかわること、お庭仕事、友人とカフェでおしゃべりすることなどを楽しんでいます

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