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松居直さんのお話 その2

松居直さんの講演は、子どものいる人向けのものでしたが、
言葉の本質について、ご自分の身近な経験に基づきながらも、
これ以上ないほど深く考えぬかれた内容で、
平明でありながら、真理を突く普遍的な回答を与えてくれるものでした

気持ちを揺する言葉

私が経験したのは、母の子守唄である

自分に子どもができて、妻が用事をしているときに赤ん坊がむずがった
子どもを腕に抱いてみると、今まで思い出したことも無かったのに、
子守唄を歌うことが出来た

記憶は無いのに、無意識に覚えていたことに驚いた
なぜ覚えているのだろう?
言葉とはどういうものなのか?考えるきっかけとなった

歌に母親の気持ちがこもっている
それが心にたくわえられている

母は、孫たちにもしょちゅうわらべ歌を歌ってやっていた
母が亡くなるとき、三人の孫がそばでわらべ歌を歌った
母は深い笑顔を浮かべ、次の瞬間に息をひきとった

人は、愛のこもった言葉を語ることが出来る

私はクリスチャンである
聖書にもあるとおり、言葉のうちには光、愛がある

しかし、愛のある言葉のかわりに、TVの言葉がある
保育園に子どもをあずけている人400人にアンケートを行った
子守唄を歌えるのは、そのうちわずか1%

赤ちゃんが一番初めに出会う言葉は、子守唄である

言葉は、意味ではない
言葉とは、声にこもっている人の気持ち

幼児期にそうした言葉を体験することにより、
言葉にこもっている、人の気持ちを受け止めることの出来る人となる







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Comment

言葉とは、声にこもっている人の気持ち
編集
>言葉とは、声にこもっている人の気持ち

「言葉とは」って、普段考えることがありませんが、「声にこもっている人の気持ち」というお話に、心にドスンと何か打ち込まれたような・・・。
それほど、普段自分が発する言葉に注意を向けていなかったのでしょうね。

外山滋比古さんも、ことば」について、松井直さんと同じようなこと言っておられるんです。
「こどもの心を豊かにするには、まわりで、豊かな気持ちのこもったことばを話しかけてやるほかに手はないのである。」

機械からではなく、人の心のこもった、愛や思いやりのこもったことば。
そんなことをちょっと意識するだけでも、違ってきそうですね。
2011年12月08日(Thu) 12:43
子守唄
編集
hasutamaさん、こんばんは^^

子守唄、我が家ではなぜか父が子に歌ってきました。
妻は、絵本を読んで聞かせるのが好きです。子守唄
を歌ってあげるお母さん、本当に少ないのでしょうね。

hasutamaさんは、思考と言葉を大切にされる方ですから
紡ぎ方が綺麗だなぁと思います。松居さんの講演、素敵
ですね。ことばにこもる気持ち、そんなコミュニケーション
を忘れた現代は、やはり病んでいるのでしょうね。

聾唖者の人たちの劇団と若い頃に関わったのですが、
言葉が話せないのに十分コミュニケーションが出来ました。
若いお母さんたちに、知恵を授けてほしいものです^^
2011年12月08日(Thu) 21:08
愛希穂さんへ
編集
コメント有難うございますi-80
そうなのです、胸にドスンと打ち込まれる感じです!

読書とは、字を読むことではない
言葉とは、意味ではない

そう言い切ることが出来るのは、「形あるものではないもの」に対する強い信頼、信念が松居さんの中で確立しているからだと思います

シュタイナーも、たとえ大嫌いだと思う人の言葉であっても、言葉の内容ではなく、その声の響きの中から流れて来るものに耳を傾けることが必要だと言っています 言葉の形より、そこに響く心を見ることが出来れば、本当に人を理解することができるのかも・・

それにしても「言葉は、愛であり光である」と自分の言葉として人に向かって確信を持って言う、誰にでもわかる形で話す・・ことは、誰にでも出来ることではないと思います

その確信を持って話すとき、私たち自身の声の中にも、愛や光が流れ込むのかもしれませんね?i-179
そして言葉を食べさせるということは、愛や光を食べさせるということなのでしょうね!

わーいわーいi-239
2011年12月08日(Thu) 22:42
はなさかすー様 (^^ /
編集
いつもありがとうございます!

子どもと過ごす時間は、親にとってもなんと素晴らしいものだったろう!と、あらためて振り返って懐かしく思います

はなさかすーさんはどんな子守唄を歌われるのかな・・私は「ゆりかごの歌」が好きで、よく歌いましたが、歌っている自分もとてもいい気持ちでしたi-239絵本も、奥様やお子さんたちはどんなものがお好きなのでしょう 子どもによって好きな本が違ったり、反応が違うのも面白く、子どもから逆に本の面白さを教えられこともるありました あーなんと楽しい世界なのでしょう 

形しか確信できない現代を救えるのは、心、精神、に対する信頼なのでしょうかね~?
たしかに、時代のアーリマンに打ち勝つには、それは絶対に必要です ただし、それは大げさに叫ばれる種類のものではなく、本当に身近な人たちの中にあるあたたかさを、身近な人が感じる、大切にする・・といったことであってほしいです 革命の手段は、子守唄を歌うことであるのかもしれないですね!
2011年12月08日(Thu) 23:09
No title
編集
母親が、そして父親が、赤ん坊に話しかける言葉。そして歌ってやる子守唄。
それが柔らかい頭脳と心にどれほど大きな影響を与えることでしょうか。
赤ん坊は生まれてから1年2年…いわば、動物と同じなんですね。
お腹がすいた、眠い、痒い、暑い、痛い…そういう本能的感覚で
いわば生きています。子供は、言葉を通じて、だんだん「人間になっていく」んですね。
ヘレン・ケラーではないけれど、モノには一つ一つ名前がついている…!
そのことをまず、学んでいく。ワンワン、ブーブー、うまうま、パパ、ママ…
それは、白紙に近い脳にとって、どれほどわくわくするような刺激であること
でしょうか!
やがて、子供は、単にモノに着いた名前だけでなく、人のする動作や行為にも
いちいち該当する言葉があることを知っていきますね。「だめよ!」「危ない!」
「あんよ」「たっち出来たの♪」…それと並行して、父や母の感情も言葉と共に
受け取っていきます。「いい子ね~♪」「よしよし」「あ~、なんで!」
「馬鹿ね~」……
いわば全身全霊で、赤ん坊は人間になって行こうとしている。
もう少し大きくなると、抽象的な概念も言葉を通じて理解していくようになります。
そのスピードたるや、一つの奇跡ですよね。
その時期にかけられる言葉、その時期にめぐりあうものの数々。それがどれほど
大事なことか!
私が歌ったのは昔ながらの「ねんねんころりよ、おころりよ~」でした。
アイルランドの子守歌、ブラームスの子守歌などもやってみたけど、どうも
ピンとこなかった!(笑)
娘が今でも大事にしている絵本はバージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』
です。いろいろいい絵本がありました~…
ピクシ―絵本という、10センチ角くらいの小さな絵本のシリーズは、
本屋さんで新しく出るたびに買ってずいぶんたくさん持っていました。
旅行とか外出のときは必ず数冊荷物に忍ばせて。象のババールのシリーズも
小型本でハードカバーで、絵が楽しかった。
洋書で、匂いの出る絵本、なんてのも買い与えました。絵の部分をこすると、
バナナからはバナナの香りがする。チョコレートケーキ、草むら、スカンクの
絵まで描いてありました!(笑)今はどうだか知らないけれど、当時としては
そんな絵本は誰も持っていませんでした。一橋大学の近くの洋書やさんで
買いましたっけ。クリスマスには、丸善や銀座のイエナ洋書店に連れていって、
珍しい本を探して買ってやってましたね。若い母親だった私。頑張ってました(笑)

でも、本質はモノにあるのではない。親がすることしてやることのすべてに
あるのだと思います。親が放出する愛情の放射線。
あら、こんな言葉つかいたくないわ(笑)でも、まさにそういうもの。
まなざしで、言葉で、動作で、全身から発する気配で…すべてをつかって、
親は子供に愛を伝えている。子供もまた、全身全霊でそれを受け止めているんですね。

おかしいのよ。私ね。幼児語って、無駄だなって思って使わなかったんですよ。
ワンワン、ぶうぶう、くらいは最初のうち言ってましたけれど、
「あ~、よくできまちたね」とか、「は~い、ちゃんこして(座って)」
「あんよ」『お手手』なんて言わなかった(爆)。なんとなく気恥かしくてですね!(笑)
クールで熱い母親だったんじゃないかと思っとります(爆)

あ~、それにしても、絵本、児童文学の世界はいいですね~。
hasutama さんや愛希穂。さんと語り出すと、止まらなくなりそうですね♪
ありがとうございます~
2011年12月09日(Fri) 11:54
彼岸花さんへ♪
編集
いつも有難うございますi-239

あ~そういう、どんな絵本という具体的なお話をうかがうのは楽しいです ちいさいおうちは長いですよね~i-201確か最後にちいさいおうちが広々としたところに移って、あ~よかった!って・・どんな話も最後には、あ~よかった!ってなる、これいいですよね 
それにしても、香り絵本・・スカンクの香りもあったのでしょうか(??)一緒になってクンクンi-191楽しいひと時が思い浮かぶようです 

素直な心を取り戻し、世界をもう一度生き生きと発見しなおす・・大人にとっても、なんて素晴らしい経験なのだろうと思います

とはいえ私はといいますと、とても頼りない母だったな・・教育というより、ただ一緒に読むのが楽しい・・ほんとにそれだけi-202 子どもの感性のほうがすごいので、ひたすら助けられて・・i-229 

それをまたこうして皆さんとお話させていただけて・・本当に有難く幸せなことですi-239i-80

追記・・赤ちゃん言葉・・ローリーちゃんは、かわいいでちゅよ~!どちてかわいいでちゅか?愛犬には幼児語になっている私です(笑)






2011年12月10日(Sat) 10:58
No title
編集
愛犬には幼児語。わかりますわかります!(笑)
たぶんね、私もそうなります。
また、孫が生まれたら、たぶん、でれでれに甘い顔して
幼児語連発すると思います(爆)。
残念ながら、たぶんその日は来ないでしょうが。
してみると、子育てのときは、結構、頑張って、緊張しちゃってたんでしょうか。
hasutama さん。めまいでさえ、そうして冷静に分析なさって、
いわば、面白がっていらっしゃる…なかなか出来ることではないです。
私もね、若い頃、メニエール病かな?自律神経失調症?と思う症状が
よく出ていました。
私の場合、音ではなく、細かい作業の連続、夜更かし、コーヒー、
ごま油、布地やさんでウールの匂いあたり…そんなことのどれかが原因で、
激しい目眩と吐き気。胃がひっくり返るくらい吐いてもまだ吐く。
寝返りも打てず、大体三日間くらい苦しむのが常でした。
50歳くらいからそういうこともなくなりました。
ちゃんとお医者様の言うこときいて、よくおなりになりますように♪
渦巻のお話は面白いですねえ。なにかあるのかなあ・・・・


2011年12月11日(Sun) 21:17
彼岸花さん(^^
編集
彼岸花さん!嬉しいですi-228

彼岸花さんこそ体調はいかがでしょう?
体は不思議ですね
なんでもなかったものが、突然苦しみの原因になってしまうなんてi-201
私もメニエールかもしれないですが、彼岸花さんのお話に比べると、全然症状が軽いから面白がっていられるのかもしれません
彼岸花さんはその時はお薬を飲まれたのかな・・実は今日飲んでみているのですが、効いている気がしなくてがっかりです でも、もう少し続けてみないとですよね

はい!養生してはやく健全な神秘学徒として復活できるようにしまーすi-239













2011年12月11日(Sun) 22:50












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Author:hasutama
神秘学徒hasutamaです・・なんてほんとうは、ただのおばさんです
シュタイナーの著作を読むこと、愛犬をかわいがること、音楽にかかわること、お庭仕事、友人とカフェでおしゃべりすることなどを楽しんでいます

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