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読書メモ『日本語を書く部屋』リービ・英雄さん


日本語を書く部屋日本語を書く部屋
(2001/01/26)
リービ 英雄

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わっ!うちみたい
「みたい」じゃなくて、うちそのもの

だから読んだわけではなくて、
どうして万葉集を好きになったのだっけ?と
思い返してみたら、以前読んだ、
この方の、万葉集の本(下記)の影響が大きいことに気がついたので
他の著作をもっと読んでみたいと思いました

英語でよむ万葉集 (岩波新書)英語でよむ万葉集 (岩波新書)
(2004/11/19)
リービ 英雄

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日本人が書いた万葉集の本よりも
アメリカ人であるこの方の書いたもののほうが
全然ピンとくるのはどうしてなのか

はじめは、私自身が
今まで読んでいたのが、どちらかというと
外国物の翻訳が多かったので
感覚がそうなってしまったのかと思っていました

でも「日本語を書く部屋」を読んでみると
そうではなくて
リービさんの日本語への思いや
万葉集への思いが
日本人自身に比べても劣らないほど
というより、
はるかに優れてそれ以上だからなのだということが
はっきりと理解できます

この方は日本語の持っている価値を、
日本人だけがわかる何かと限定せずに
世界で共有することも出来る普遍的なものとして
異国の人である自分の中に持ち、大切にして、
世界に向かって、また日本人に向かっても、
はっきりした言葉で示そうとしてくれています

そのためになら、中国にも行って、
中国語から日本語を見てみたりもします

それから、ニューヨーク的な価値にとって
日本語的なものが、その反対物となるから
ニューヨークに違和感を感じる自分が
日本語によってそれに対抗しようとしたのだという、
自己発見のお話
(言い方がへたでごめんなさい

日本語へのこだわりが、ものすごいので
日本人なのに
何も考えていないことが
恥ずかしくなってきます

「日本」は、日本人の専売特許ではなくて
普遍的な価値として、人類が共有出来る何かであるということ
その価値の中身を丁寧に明らかにしようとしてくれる彼の
熱意、というか・・突き動かされるようなこだわり方は、
ちょっと、尋常ではないかも?と
思うぐらいです

なぜか昨日見た、想田監督の映画「精神」に出てくる、
精神障害に苦しむ方のお部屋の乱雑さと
この、「日本語を書く部屋」の乱雑さが
共通していることにも興味がわきます

抽象的な物事に集中する能力と
現実の生活に対処する能力のバランス?
集中に意志がある場合と無い場合では違うだろうし
自己評価、肯定感のあるなしも大きいだろうな

自分がこだわってしまうことの意味を
探ろうとする過程そのものを
強く肯定しても良くて
個人的なテーマを掘り下げていくことが
普遍的な価値の発見でもあり得るということ
これは、自称神秘学徒としても大いに励まされます

まとまりませんが、そんなことを感じて
リービさんを、すごく尊敬する私です











関連記事

Comment

手垢
編集
hasutamaさん、こんばんは^^

充実した日々を送っていらっしゃいますね。
ハリー・ポッターシリーズは、我が家も全部観て
いますけど、ファンタジーは真実を紡ぐこともあり
ますから、僕も観ていて楽しいです。

リービ英雄氏の本は我が家にありませんから、
早速購入して読んでみますね。素敵な情報を
ありがとうございます。手垢のついた言葉が
白昼堂々と歩いている現代ですから、いい言葉
に出会いたいものですし。

hasutamaさん、最近透明人間になられたでしょう?
足跡がなかったので、少し訪問が遅れてしまいました。
普遍的な価値が物心両面で統合されていればよいの
ですが、現実はお金というのが現代でしょうか。心では
そう思っていない精神貴族にとって辛いところですね。

自己の魂の真の自由を求めて、色々な現象を通して
体験させられ、hasutamaさんのような考察する人から
思考を鍛えられながら、その目的に少しでも近付いて
いくのでしょうか?何だかんだ言いまして、人間が
好きなのかも知れません。同時に人間嫌い?
2011年08月28日(Sun) 20:29
はなさかすーさんへ
編集
わー、すー大師様i-179光栄です

充実と言っても、すーさんに比べれば非常に受け身な日々ですよ~i-201

未来の社会や経済の仕組み、すごく興味があります
シュタイナーの経済論や社会三層化の本を読もうとしますけれど、頭がこんがらがってなかなか進みません シュタイナーの考えから、ベーシック・インカムの仕組みを取り上げてくれる人たちが政治家の中にもいるようなのですが(?)、私はまだよく理解していません お金に魂を売るなと言っても、現実はお金なしで生きられないから全然売ってしまいます 私などはちょっとしか働かないで夫の収入に寄生していますから同じです 武谷三男さんの話では、資本主義の進む過程というものがあり、終焉、行き詰まりの時期が訪れるのは考えてみれば当然とのことで・・もうすでに、そういう時期を迎えているのかもしれませんね 

過去に戻ることでもナショナリズムでもなく、個の価値を最大限に尊重する社会にあこがれます 天皇制という幻想がまかり通るなら、個人の幻想にも同じ権利を与えて欲しいですi-239 「日本」が普遍的な価値であることも、「個人」が普遍的な価値であることも同時に、同等に認めることが出来ないのだろうか?と考えます でも学校教育は、その価値をつぶす過程だったりして?ほんと学校にはとことん鍛えられ、子供も私もサバイバルで強くなりましたi-179そういう意味では良かったかな?

リービさんの本、英語で読む万葉集は一首ごとのエッセイ風で読みやすく、万葉集再発見の楽しさが味わえると思います ぜひぜひ!

そうそう、足跡・・最近天皇制のことや政治家のことを調べていて、ちょっとこわい方のところに行ってしまってから、うわ~っと驚くことがあったので、透明になっていたのですが忘れていました!すーさんのところにはいつもお邪魔していまーす 私は人間の精神が好きです 字の中にも妖精や神様が混ざっていますしね!



2011年08月28日(Sun) 22:11
No title
編集
リービ英雄さん、面白そうな人ですね。
英語でよむ万葉集、おもわずブックオフとかでさがしてますがみつかりません。
リービさん、小森陽一さん、米原真理さんなんかこのあたりの人って面白いとおもってしまう。なぜか。
日本と他国のはざまをユーモラスに生きているというか・・・・
2011年08月31日(Wed) 09:41
冬越しパパイヤ様♪
編集
はざまでユーモラスというの、とても面白く思いましたi-239

はざまにいることで、すごく真剣で集中的な作業もなぜか世間のピントからは、ずれて見えて 本人の視点からも、世間はずれている姿で写るのか ずれは面白いです!

そういうことを続けるのは、精神的にタフでないと出来ないですね 

シュタイナーもこの世と異界との狭間にいてユーモラスなところがあります

ユーモラスでもありエレガンスでもある、変てこりんなほどの知性のエネルギーや自由さ・・そういうのカッコ良く思いますi-239







2011年08月31日(Wed) 12:30












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プロフィール

hasutama

Author:hasutama
神秘学徒hasutamaです・・なんてほんとうは、ただのおばさんです
シュタイナーの著作を読むこと、愛犬をかわいがること、音楽にかかわること、お庭仕事、友人とカフェでおしゃべりすることなどを楽しんでいます

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