認識のさんぽ道

ルドルフ・シュタイナーの著作を楽しみ、 認識の小道散策へ出掛けます
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震災・・葦の近況と考えたこと

私の住んでいるところは埼玉東部で
11日は震度5強でしたが
倒れたものも無く、無事に過ごさせていただいています

揺れたときには家にいて、犬と一緒にテーブルの下に入りました
犬がぶるぶる震えて出ようとするので、
大型犬ですが抱きかかえて「大丈夫よ」とずっと声をかけていたら
かえって自分も落ち着いていられた気がします

その後すぐに、家族の安否を確認しようとしました
ですがメールも電話も通じず、15分ぐらいたって
電話は通じましたが、メールが来たのはずっと後になってからでした

揺れの被害は、同じ市でも場所によって違っています
ほんの10キロ先では、ところどころで瓦が落ち、
多くはありませんが、ブロック塀が倒れたところもあります
うちでも庭の灯篭だけは、「倒れているわよ」と
裏側のおうちの人が教えてくださって、初めて気が付きました
家の中では瓶一つ倒れなかったのに、どうしてでしょう?

お隣の市では、停電で信号が消え、
お友達の経営しているコンビニでは
アイスがほとんど溶けてしまい
それだけでも、十万以上の損失だそうです
ハーゲンダッツなどの高級なアイスも
捨てるしかなかったそうです

でも、良かったこともあります
近隣の他のコンビニでは、
四十本以上のお酒の瓶が落ちて割れてしまったのだそうですが
彼女のところでは、お客さんがみんなで
お酒の瓶を押さえてくれて、一本も割れなかったそうです
こういう話を聞くと、本当に嬉しくなります

ショッピングモールではスプリンクラーが回って
商品が濡れてしまったそうです
母が商品を交換してもらう用事があるというので
こんなときに?と思いつつも行ってみると
建物前のアスファルトが、小さく盛り上がったり割れたりしていて
お店は、生活用品以外のところは全部閉まっていました

スーパーでは、照明をいつもの半分にしてあり
お米や豆腐、ラーメン、パン、缶詰等々の棚が空っぽです
トイレットペーパーや水、電池、キャンプ用品の水タンク
石油タンクなどは、ホームセンタでも売り切れていました

ガソリンスタンドは何百メートルか先まで並んで
何時間も待ってやっと入れてもらえたり、
途中で品切れになってしまったりするようです

12日早朝に茨城にいる娘を迎えにいったところ
信号はついていなくて
コンビニも一つも開いていませんでした

途中、朝日が昇ってきて、当たり前なのにびっくりしました
なぜかもうお日様も昇ってきてくれないのではないかと
思ってしまっていたのかもしれません

毎日余震が続き、原発、放射能の不安、停電、物の不足
等々・・はあっても、今までと同じ生活がほぼ出来ているのは
まったく恵まれている状況です

11日以降も、いくつかの用事があり
仕事に行ったり、中学の卒業式、部活の三送会
大学生の寮の移動の手伝い、熊本の高校の説明会出席まで、
決まっていた予定を、無事に終えることができました

原発に関しては、まだまだ不安に思います
毎日、何度も今どういう状況なのか確認しないと心配です
風向きや、放射能の数値を見ていますが
風向きによっては、思いがけないほど遠方まで
放射性物質が運ばれることを知って驚きました

実は、15日には放射能の値が突然高くなって
風向きも内陸側に向かっていたのに
その日は、中学校の卒業式があり
母と一緒に、すっかり春の陽気ねなどと言いながら
気持ちよく歩いて出かけていました

そのあとパラパラと雨が降ってきたときも
ちょうど午後の仕事に間に合うようにと
自転車で飛ばしていて、しっかり濡れてしまいました

でもあの時点で、風向きや放射能の値に気をつけている人は
どのくらいいたのでしょう?
卒業生が通る花道を作るからと
生徒も先生も保護者も、外で一時間近く過ごしていました

いったい、これから先どうなってしまうのでしょう?
明日にでも何かが起こって、関東中の人が避難するようなことに
ならないとも限らない
でもだからといって、避難する決断でもしない限り
今日の生活をおろそかにするわけにはいかないし・・

それに、もし危険が迫ったとして、
たくさんの人がいっせいに行動するとしたら
道は渋滞し、ガソリンの無い人たちは取り残され
どれほど大変なことになってしまうことか・・

こんなとき、考える葦、自称神秘学徒としては
一体どんな在り方が出きるのかしら?と思います

このようなときに、何かを学ぼうとするのは
何かあさましいという気がし・・
それでもついつい癖で、色々なことを考えます

松島に実家のある友人の話を聞きました
遠洋漁業に出ていたお父さんは戻られて、
避難していた奥さんに会うことができたそうです
ほんとに良かったです

友人の家に車が無いので、
てっきりまだお母さんが見つからないのかと思ったのですが
そうではなくて
遠洋から一緒に戻った、他の仲間たちの家族を捜すために
漁師仲間で仙台に向かうために使ってもらっているとのこと
東北の方たちは、この近隣の、関東の人たちよりも
人間同士の絆が、強いのではないかなと感じました
たとえば仕事の仲間で、自分がそこまでのことを自然に出きるかどうか
正直わからないです

原発のことについても考えることは多いです
今は、この一瞬一瞬を命がけで作業してくださっている方がいて
なんとか、最悪の事態が防がれていることに対して
今家で過ごさせていただいている立場で
何かを論じることさえ申し訳ないという気がします

便利さが、人間にとっての安全な環境全体を滅ぼす危険と
裏腹だったことは、薄々感じながらも
それを享受していたのは自分自身であること
その責任、自覚については最も考えてみなくてはと思います

様々な技術の力を、人の意思や判断が反映された使い方をしているのか
それとも便利さ、効率に振り回されてしまうのか
大きな出来事は、自分自身の小さな日常の延長線上にあると思います
そういう視点を、どれだけ真剣に持てていたのかなと今更ながら反省します

結局、資本主義社会は経済性が優先されたり
企業にお金が流れるように出来ているのでしょ・・と
内心あきらめてしまっていたなと

よく言われて耳にたこだった
便利さ、物の豊かさの中で人の心や、絆が失われることについて
それに、生き抜いていく力、状況を認識し自分の頭で考えて、
判断し工夫する力等が、弱くなってしまうことについて
もしシュタイナーなら、それはアーリマン的な作用だと言うかもしれません
人間が心魂の主体性をどれだけ強く持つことが出きるのか?
という課題を、彼ならあらためて提示してくれる気がします

とりあえず今は、家族の安全を守りながら
衝動的ではなく、よく考えて・・
出きる範囲でしかないのですが
意思を持った行動をしたいと思います






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Author:hasutama
神秘学徒hasutamaです・・なんてほんとうは、ただのおばさんです
シュタイナーの著作を読むこと、愛犬をかわいがること、音楽にかかわること、お庭仕事、友人とカフェでおしゃべりすることなどを楽しんでいます

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