認識のさんぽ道

ルドルフ・シュタイナーの著作を楽しみ、 認識の小道散策へ出掛けます
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アン・モロウ・リンドバーグ 「海からの贈り物」より -MOON SHELL-  

Beauty of earth and sea and air meant more to me.
I was in harmony with it,melted into the universe,lost in it,
as one is lost in a canticle of praise,
swelling from an anknown crowd in a cathedral.
---------------------------------------------------------------
It is not the desert island nor the stormy wilderness
that cuts from you from the people you love.
It is the wilderness in the mind,the desert wastes in the heart
through which one wanders lost and a stranger.
When one is a stranger to oneself
then one is estranged from others,too.
If one is out of touch with oneself, then one cannnot touch others.
How often in the large city,shaking hands with my friends,
I have felt the wilderness stretching between us.
Both of us were wandering in arid wastes,
having lost the springs that nourished us -
or having found them dry.
Only when one is connected to one's own core is one connected to others,
I am beginning to discover.
And,for me,the core,the inner spring,can best be refound through solitude




MOON SHELLは、かたつむりみたいな貝で 
中心に向かって渦巻く形をしているらしいです

孤独の中で自分の中心に向かい
そこにつながることで
他の者たちと(物も)つながるのだと、彼女は言い

前の文章の中では、ひとりぼっちのはずの浜辺で
それぞれ独立していながらも
いや独立しているからこそ
たくさんのものと繋がり、ひとつに溶け合って
いることに気付き、喜びに包まれます

神の、そして海からのGIFTとして贈られた、
浜辺でふと手にした貝のメッセージを
次々と読み取っていく彼女は、
まるで神秘学徒みたいです

このときの彼女が直面していた、
最愛の息子を失ったことへの、
抱えきれないほどの大きな悲しみ
でも、それを包み込む深い信仰心や
前を向いていこうとする勇気や、優れた知性
妻や母としての強さ
それから、海辺の自然の美しさ
人の素朴さなどが
文章の中で混ざり合い

読んでいると、
誰もに共通な、日常のことについての考えを淡々と綴っているにもかかわらず、
深く優しい静けさに包まれたような
押しては返す、波の音の中で
彼女と同じ浜辺で、今は全ての荷を降ろし、神様の懐に抱かれているような
そして、海辺で自由に自然と戯れながら
送られた貝の手紙を手に取り、そのメッセージを読んでいるような
そんな気持ちになることが出来ます

自称、神秘学徒としては・・

賛美歌の響きが、教会の中で尖塔形の天井に向かって行くとき
天と地、人間や地上にあるものたち全てとの
いわば十字方向の関係性が統合されるにちがいない・・とか
渦巻きの図形の象徴的な意味合いとかにも、興味はあるけど

こんな静かなところでは、そんなことごちゃごちゃ言いたくなくなるような

そんなことしなくても、叡智はすべてのものの中に溶けていて
私もその中に浸かっているのだから
わざわざそんな事しなくてもいいような・・

特に信仰を持っていない私ですが
信仰心の美しさ、神と繋がるものの深い知性を、
感じさせてくれた本でした

海からの贈物 (新潮文庫)海からの贈物 (新潮文庫)
(1967/07)
アン・モロウ・リンドバーグ

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Comment

うほっ。
編集
本のご紹介をありがとうございます!
私、落合恵子さん訳のを注文してしまいましたっe-330

hasutamaさんが載せてくださったのとは違いますが、届いたら早速読んでみたいと思います。
楽しみです!(^^)!

2010年07月11日(Sun) 01:31
わ~い
編集
嬉しすぎますi-239

私はこれすごく大好きな本なので、実は何人かの人にプレゼントしたのですが読んでくれた人いるのかな?
そんなに難しい書き方がされている気もしないのに、みんな読んでくれていないみたいで・・i-240

本との出会いにも、タイミングとか、相性とか、いろいろあるのでしょうね
自分が感激したので、ついつい押し付けがましくなってしまい、反省ですi-229

房さんにとってはどうかしら?
私も楽しみですよ~
2010年07月11日(Sun) 08:00
追記(長々と・・)
編集
そういえば、訳者によって雰囲気は少し違ってきますね

私は落合さんのと、吉田さんのと、原文と、集めてしまいました~

比較してみると、それもまた面白いですね

吉田さんのものも、気品が感じられる訳で捨てがたいですし、装丁がかわいいです

でも今回、久しぶりに原文を見てみたら、やっぱり英語はシンプルかつカッコ良いので、ほったらかしだったけどちゃんと読んでみようかと思いました

ちらっと見ると、海辺での頭の働きを「beach-wise」と名付けてあって、また惚れ惚れ・・

もう・・どうしてもこの本のことになると、しつこくなりますi-201
2010年07月11日(Sun) 09:25












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プロフィール

hasutama

Author:hasutama
神秘学徒hasutamaです・・なんてほんとうは、ただのおばさんです
シュタイナーの著作を読むこと、愛犬をかわいがること、音楽にかかわること、お庭仕事、友人とカフェでおしゃべりすることなどを楽しんでいます

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